不倫慰謝料の請求額を下げつつ、早期解決を実現した事案

・キーワード

  慰謝料の減額、早期解決

・依頼者

  50代男性

・相手方 

  50代女性

・別居の有無

  なし

・主な争点

  慰謝料の額

・解決までの期間

  約4ヶ月(途中で相手方弁護士が途中で変わったため余分に時間がかかりました

 

事案

ご相談者様は,結婚後15年以上経過し,中学生のお子さんもいる男性。職場の女性(婚姻関係あり)と不倫をしたところ,当該女性の夫の代理人(弁護士)から,不倫について300万円の損害賠償請求を求める内容証明郵便が届き,どう対応すべきかご相談を受けた事案

 

問題点

ご相談者様の当時の状態として,不貞の証拠が明確にあった事案なので,請求者の男性が訴訟を提起した場合,損害賠償責任が認められる可能性が高いものの,相手の請求額は,慰謝料の相場からすると高すぎる事案であった。
 一方で,ご相談者さんの優先する希望は,早期解決であり,また相手方の弁護士と交渉するストレスから仕事に支障をきたすことを避けることであり,ある程度金銭を支払うことは止むを得ないとの立場であった。

解決

 早期解決が求められるものの,満額の請求を認められるのは金額が高かったため,相手方に裁判を提起された場合に予想される額より高い旨を伝え,交渉開始時は,交渉を壊さないよう気をつけながら,強気で交渉を行った。
 また,訴訟になる,時間や弁護士費用なのでのコストを相手方代理人に説得し,最終的には,200万円まで相手方の請求額を下げ,合意に至った。

所感

 早期解決をするためにある程度譲歩するつもりがあっても,慰謝料請求の交渉においては,交渉をすることで100万円単位で額が変わることがあります。本件においてはご相談者様は,当初は,早期解決のためには,当初は満額請求を認めても構わないとのご姿勢でしたが,交渉を行った結果,裁判に至らず,早期解決と減額を両立できた事案でした。

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