離婚に関する豆知識その① 慰謝料

window-view-1081788

わたくし、法律事務所で働くようになるまでは、お恥ずかしい話ですが、「慰謝料」というと、海外のスターが離婚をするとき耳にする、「慰謝料○○億円!」程度の知識しかなく、

離婚の際には、慰謝料が発生するものだと思っていました。

しかし、実際、離婚で慰謝料が発生するのは、相手方の不法行為(不倫や暴力等)があった場合のみで、性格の不一致で離婚するような場合には慰謝料は発生しません。

また、話し合いで解決できず、裁判となってしまった場合、慰謝料にも相場があります。

芸能人などの「慰謝料○○億円」とは財産分与も含めた金額であることが多いようです。

慰謝料とは・・・離婚の場合の慰謝料とは、離婚原因である有責行為(不倫・暴力等)によって精神的苦痛を与えた場合に支払う損害賠償のこと。

不倫の場合の慰謝料請求

配偶者が不倫をしているかも?慰謝料請求をしたい!と思ったら、感情的になって相手を責めたりせず、まずは証拠を集めましょう。

慰謝料の請求をするには、証拠を揃えておく必要があります。また、慰謝料請求は、配偶者とその相手方、どちらにも請求することができます。

もし、相手方に請求したいということであれば、相手が特定されていなければなりません。

証拠となるもの 

・不倫相手と一緒に撮った写真

・ホテル等の領収書・明細書

・自分が受けた精神的苦痛等を記録した日記

・メールや手紙のやり取り

※お金はかかりますが、興信所や探偵にお願いする方もいます。また、相手に直接問い質し、相手が不貞行為を認めた場合には、必ず念書を書いてもらいましょう。もしくは、会話を録音しておきましょう
        

慰謝料の相場

冒頭にも書いたように、慰謝料には相場があります。

100万~300万円、多くても500万円ですが、これは、裁判官が慰謝料として想定している金額であり、話し合いの中で決める場合にはあてはまりません。

離婚を伴う慰謝料請求の場合、とにかく早く離婚をしたいのか、離婚後の生活のために、より多くのお金を請求したいのかで、どのように進めるかが変わってきます。

離婚を伴う、慰謝料請求をお考えの方は、まずは、弁護士にご相談することをお勧めします。



 

スタッフコラムの最新記事

当事務所の新着解決事例&トピックス

特徴的離婚問題解決事例-

性別
  • 男性
  • 女性
年代
  • 20~30代
  • 中高年世代
  • シニア世代
職業
  • 経営者
  • 医者
  • 銀行員
  • 公務員
  • 専門家
  • その他

ご自身のケースに当てはめて、解決事例をご確認ください。その他、職業別の離婚の特徴についてまとめてありますので、ご覧ください。

サービスメニュー選び方

  • 相談
  • 離婚協議サポートプラン
  • 離婚調停手続サポートプラン
  • 離婚裁判手続サポートプラン
  • 離婚協議書等作成プラン
  • 離婚協議代理プラン
  • 離婚調停代理プラン
  • 離婚裁判代理プラン
  • 面会交流交渉代理プラン
  • 子の監護に関する調停代理プラン
  • 慰謝料請求された側
  • 慰謝料請求する側
婚前契約
PAGE TOP