離婚問題を弁護士に依頼するメリット

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弁護士と聞くと”法律”と連想される方が多いかと思いますが、離婚における弁護士の役割はそれだけではありません。

離婚の弁護士を選ぶポイント

離婚について、弁護士に相談するのは、普通は、一生に一度しかないことが多いと思います。そのような時に、どのようにして離婚弁護士を選んだらよいのでしょうか。ポイントを簡単にご説明したいと思います。

①離婚に注力しているかどうか

まずは、当該弁護士の取り扱い案件の中で、どれだけ離婚事件に注力しているのかをホームページなどで見てみましょう。例えば、ホームページで取扱業務の頁を閲覧してみると、最初に債務整理や交通事故が紹介されていて、その下の方に、離婚事件が出てくるようでであれば、その法律事務所はさほど離婚事件には注力していない可能性が高いと考えられます。

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②解決実績があるかどうか

次に、ホームページなどに、実際の解決実績や解決事例が記載されているかどうかを見てみましょう。法律的な一般論は、弁護士であれば誰でも書けますが、解決実績や解決事例は、実際に離婚事件を取り扱った経験がないと書けないからです。

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③経歴の長い弁護士が所属しているかどうか

実は、離婚事件を的確に解決するためには、民法の知識だけでなく、不動産、保険、銀行融資、年金、戸籍、税金、児童相談所などの幅広い知識が必要とされます。これらの雑知識は、ある程度、経験を積まないと身に付きませんので、事務所内に経歴の長い弁護士が所属していた方が安心です。

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④良い口コミが多いかどうか

googleで検索すると、ユーザーの口コミや五つ星評価が出てくることがあります。良い口コミや評価が多い法律事務所は、やはり信頼のおける事務所である可能性が高いと考えられますのでチェックしてみましょう。

⑤親身に話を聞いてくれるかどうか

離婚事件は、突発的な交通事故とは違って、色々な積み重ねや背景があるはずですが、依頼者が、過去の話を長々としていると、途中で遮ってしまう弁護士も散見されます。

初回相談の段階では、親身になって話を聞いてくれる弁護士かどうかを見てみましょう。

⑥話してみて自分の性格と合うかどうか

離婚事件は、人間関係の問題ですので、ただでさえ精神的にストレスが溜まります。ですので、弁護士と話すときくらいは、ノンストレスで話したいものです。弁護士と話をしてみて、ストレスを感じないか、自分の性格と合うかどうかにも注意を払いましょう。

⑦失敗する弁護士の選び方

弁護士選びは、「知り合いに紹介された」、「1つの事務所しか回らなかった」、「家や職場から近いという理由だけで選んだ」等の場合に失敗することが多いようです。相談初日には依頼せずに、一旦持ち帰って検討し、依頼するか否かを判断することをお勧めします。

離婚問題を弁護士に依頼するメリット

1 相手方から受けるストレスの盾として

(相手と離婚の話をするストレスからの解放)

当事者が,離婚についてきちんと話し合えるのであればそもそも離婚に弁護士など必要ありません。

しかし,離婚を検討している夫婦では,残念ながら,これまでの夫婦間のいざこざの蓄積などで,話せば話すほど誤解や苛立ちが生じてしまい,相手に話しかけることも,顔をみることさえ恐怖感や耐え難い不安感を伴うということがあります。

そのような状況では,離婚の話など相手方に切り出すことが非常に困難です。

このような場合に,弁護士はお役に立つことができます。当事者ではなく冷静な立場の第三者であり,また交渉の経験を経ている弁護士は,依頼者の感情的な不満をうけとめつつ,それを実現するために,相手方や相手方代理人と交渉をしていきます。

これにより,同じ家に住みながら常に耐え難い緊張関係にいるにもかかわらず,話合は一向に進まないという夫婦の状況を解消し,離婚するにしろしないにしろ夫婦のあるべき姿を模索することが可能になります。

依頼者の方の感想の中で,弁護士に頼んでよかった点として,相手方や相手方代理人との交渉のストレスから解放されたということを話してくださる方は非常に多いです。

 

2 よき相談者として

(第三者の意見の提示)

配偶者がいる場合,もう一方の配偶者は自分に非があるのではと思い込んでいる場合があります。しかし,そもそも夫婦関係は正誤の問題ではなく,夫婦二人の関係性の問題であります。

この点でも,弁護士は依頼者の夫婦関係のお話を伺い,一方で一般的な夫婦関係の在り方や,裁判所の夫婦の対する考え方を提示することで,配偶者の一方的な価値観に縛られることなく依頼者が客観的に夫婦の問題を考えるお役に立つことができます。

弁護士には守秘義務があるので,話しにくい夫婦や家族の話を,じっくり話し,第三者の目線でアドバイスをすることができ,依頼者が夫婦の問題を解決するのにお役に立つことができます。

 

3 最後に法律のプロとして

(落としどころを知っている)

最終的に,夫婦の問題(離婚をするかどうか,養育費,財産分与など)が,当事者間で話合で決着が付かない場合,解決は裁判所の判断に委ねることになります。

そのため,交渉を行うにあたっては常に裁判所の判断がどうなるかを見据えている必要があります。つまり,交渉が決裂した場合は裁判所の判断に委ねられるため,相手方が交渉において提示してきた条件が,裁判所で判断される条件より有利かどうか頭の片隅で考えておくことが大切です。

この点,弁護士は,法律を専門とする有資格者であるので,依頼者の事案において,裁判所がどのような判断をするかの予想をし,交渉の中でどのような判断をすべきかをアドバイスすることができます。

江戸川区・西葛西・葛西で離婚問題にお悩みの方は葛西臨海ドリーム法律事務所にご相談ください。


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