離婚後の戸籍と姓

resized_writing-1149962

離婚が決定したら、離婚後の戸籍と姓をどうするか決める必要があります。

未成年の子がいる場合には、子どもの戸籍と姓のことも考えなくてはなりません。

今回は、「離婚後の戸籍と姓」についてお話したいと思います。

結婚すると、夫または妻を筆頭者とする新しい戸籍がつくられます。その後、離婚をすると、筆頭者でない者は、戸籍と姓をどうするか、次の3つのパターンから選択することができます。筆頭者の戸籍は、離婚してもそのままで、変動はありません。

① 旧姓に戻り、結婚前の戸籍に戻る。

筆頭者でない夫または妻は、離婚届けを提出すると、原則として、もといた戸籍に戻ることになります。結婚前の戸籍に戻るということは、姓も旧姓に戻ります。

もといた戸籍が除籍されている場合(戸籍内の全員が死亡している場合など)には、戻ることができませんので、新戸籍を作ることとなります。

② 新しく戸籍を作り、旧姓を名乗る。

自分を筆頭者とした新しい戸籍を作る場合には、姓は、旧姓か婚姻中の姓か選ぶことができます。

新しく戸籍をつくる場合、本籍地はどこにおいても構いません。一番多いのは、離婚した後の住所地を本籍地とするケースでしょう。

③ 新しく戸籍を作り、婚姻中の姓を名乗る。

上記のとおり、新戸籍をつくる場合、姓に関しては旧姓か婚姻中の姓か選択することができます。ただし、婚姻中の姓を名乗る場合、離婚届け提出後3カ月以内に「離婚の際に称していた氏を称する届」を市区町村役場に提出しなければなりません。

 

○子どもの戸籍と姓

離婚する夫婦に子どもがいる場合、離婚後の子どもの戸籍はどのようになるのでしょうか?

子どもの戸籍は、両親が離婚したとしても変わることはありません筆頭者の戸籍にそのまま残ります。

筆頭者が夫で、筆頭者でない妻が、親権者になったとしても、実際に子どもと生活したとしても、子どもの 戸籍は変わらないのです。このようなケースでは、親権者となり、子どもと一緒に生活をすることになった妻からすると、自分と同じ姓にしたい、自分の戸籍に入れたいと思うでしょう。

 

では、どうすれば、妻は子供と同じ姓・同じ戸籍になることができるのでしょうか。

 

まず「子の氏の変更許可申立書」という書類を、家庭裁判所へ提出します。そして、裁判所から許可をもらったら、次に役所に行き、子どもを母親の戸籍に入れる手続「入籍届」をするのです。

この、「子の氏の変更許可申立書」と「入籍届」の手続きは、子どもが15歳未満である場合、親権者のみ 届出をすることができます。15歳以上の場合は、子ども本人が自主的な判断で届け出ることができます

 

また、離婚後、母親が婚姻中の姓を名乗る場合、母と子は同じ姓になりますが、このような場合であっても、母と子の戸籍を同じにしたい場合は、やはり「子の氏の変更許可申立書」を提出しなくては、「入籍届」は 受け付けてもらえません。これは、形式的には、母と子の氏は同じでも、法律的には異なる氏とされるためなのです。

 

お子様がいらっしゃる場合、戸籍や姓に関しては少しややこしい部分もありますが、ご自身とお子様の戸籍と姓をどのようにしたいのか考え、期間内にきちんと手続きを行うことが大切です。


当事務所の新着解決事例&トピックス

特徴的離婚問題解決事例

性別
  • 男性
  • 女性
年代
  • 20~30代
  • 中高年世代
  • シニア世代
職業
  • 経営者
  • 医者
  • 銀行員
  • 公務員
  • 専門家
  • その他

ご自身のケースに当てはめて、解決事例をご確認ください。その他、職業別の離婚の特徴についてまとめてありますので、ご覧ください。

サービスメニュー選び方

  • 相談
  • 離婚協議サポートプラン
  • 離婚調停手続サポートプラン
  • 離婚裁判手続サポートプラン
  • 離婚協議書等作成プラン
  • 離婚協議代理プラン
  • 離婚調停代理プラン
  • 離婚裁判代理プラン
  • 面会交流交渉代理プラン
  • 子の監護に関する調停代理プラン
  • 慰謝料請求された側
  • 慰謝料請求する側
婚前契約
PAGE TOP